ルーバー格子

『ルーバー格子』は、取り付けられる場所・羽板の角度や間隔がうまく操作されると
落ち着いた時間と洗練された空間を演出してくれます。


永森建築事務所では、
『優しい自然光と風の道』を造るために、『ルーバー格子』を用いる事があります。
この『ルーバー』は古より、『格子』として、木や竹を用いて通り抜ける風や光、視線を調整してきました。
生活空間を町並みから遮りながらも光と風を確保したり、西日を和らげて必要量の光を採り入れたりしてきました。
永森のデザインがモダンでありながら、何処か懐かしく、落ち着いた空間を作り上げるのは、
この日本人の潜在意識に呼びかける装置を、構成要素の中に組み込んでいるからです。
これまでは主に、縦ルーバーと横ルーバーを用いておりますが、
現在、斜め方向の菱格子ルーバーや、吹寄格子等のリズムを変えたルーバーも
プロジェクトに取り入れていこうと計画中です。


兵庫県姫路市でシンプルモダンや和モダンの住宅設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
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