スペースデザイン① 階段編 1-2

階段を空想的なものと解さない建築家は芸術家ではない。建築の演出家でもない。
~PONTI~

建築の中で最もデザインの難しいとされているのが階段です。
階段をデザインできる設計士は全てをデザインできるといっても過言ではありません。
今回は、デザインされた階段をテーマに取り上げました。

①木製のササラ桁を用い、蹴上げをオープンにしてナチュラルなイメージを出した階段です。洋風の家だけでなく和風の家にも合うデザインになっています。木の柔らかいイメージは空間に温かみを持たせます。


②デザインされたスチールの手摺と踏み板をバランスよく配置させたデザインの階段です。ギャラリー風の踊り場を設け、ゆとりのある空間を演出しました。木の温かみとスチールのシャープさの二つの要素を併せ持つ階段です。


③階段下の壁を白、踏み板をダークブラウンとし、モノトーンの落ち着いた空間を演出しています。スチールの手摺をデザインすることで、スタイリッシュな雰囲気を持つリビング階段になりました。


兵庫県姫路市でシンプルモダンや和モダンの住宅設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
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