久しぶりに豆知識をひとつ。
家の照明を計画するときにほとんどの人は、照明器具の形はどれがカッコイイか、どれが好みかなどを考えて選びます。しかし、本当は必要な光をどこに配灯すべきかが大切です。
壁を優しく照らす・天井に陰影を映し出す。アッパーライトが非日常を表現する。など手法は様々です。
では、その根本であるランプについてお話しすると、大きく分けて白熱灯・蛍光灯・放電灯・LEDに分ける事が出来ます。
今日はそのひとつ白熱灯についてです。
白熱灯とは大きく云うと電球のことです。仲間として、普通球・ボウル球・ミニ球・クリプトン球・レフ球・ハロゲン球・ビーム球など、まだまだ沢山あります。これらの球を駆使して照明デザインを行います。
電球を手に取ると電球の口金のところがネジになっていますよね。その口金が球の種類によって違います。この口金のことをE26(イーニジュウロク)などと呼びます。26というのは口金の大きさをあらわし、Eは口金の形状を表します。そして、このEとはあのエジソンから取ったものだそうです。偉大なエジソンが居たからこそ、今、照明のデザインが存在する・・・。
なんだか歴史を感じますね。
兵庫県姫路市で自然素材住宅やローコスト住宅の設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
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