建築予算の考え方【財形住宅融資について】

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すこし硬い内容の話ですが…

会社勤めの方々が家を建てる時、住宅ローンの選択肢の一つに、財形貯蓄を利用する「財形住宅融資」というものがあります。会社によっては多少条件の違いがあると思いますが、銀行の融資よりも手数料や金利、金利上昇に伴うリスクの軽減など、色々とメリットのある制度です。

しかし、いざ「財形住宅融資」を受けようとしても、土地と建物の購入時期や、借入金額、融資金額が利用できるタイミングなど、沢山の規制があり、大変複雑で思い通りにならない場合が多いようです。

これは、土地・建物を同時に購入する『建売物件』に対応しているケースが多いためだと思います。
しかし、『建売物件』以外の住宅の購入ができないわけではありません。
本日も財形融資を利用する案件があり、事務所にて打合せを行いました。
今までにも数件、財形融資を利用した経験があるので、お金の流れや業者との契約方法など、いろいろとアドバイスをさせて頂いています。

 よく、設計事務所はデザインを考えるだけの処だと思われている人が多いですが、本来、設計事務所はお施主さまの財産を守る仕事であるべきだと思います。
永森建築事務所では建物の設計のほか、融資の方法・建築コストの調整・役所との交渉事など、お施主さまの予算に合うよう全ての話を円滑に進めていくように心がけています。

兵庫県姫路市で自然素材住宅やローコスト住宅の設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
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