「住宅」と聞いて、家族が集う居間を思い浮かべる人も多いと思います。
居心地がよく、気が付けば皆が入り浸っている様な部屋。
そんな居間の起源は、寝殿造における昼御座に遡ります。
Works:アウトリビングのある家
母屋の南半分を占めた昼御座は明るく暖かく、シトネと呼ばれた敷物の廻りには日常品が置かれていました。
これが江戸時代に「居間」と呼ばれ始め、明治に入ってからは「茶の間」とも呼ばれるようになってきます。
昔から使い勝手がよく、多目的な用途に対応してきた居間は、これからもモダンな茶の間やリビングとして、家族が思いのままに寛げ、それでいて美しい空間として有り続けます。
Works:自然素材と調和するモダンな家
兵庫県姫路市でシンプルモダンや和モダンの住宅設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
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