外構仕上げについてお話します。
外構は、建物に続いて第二の顔になります。
土のままだと草が生えてきて嫌だ。
砂利だと掃除が大変。
これらを解消してくれるのが「土間コンクリート仕上げ」です。
しかし、広範囲に仕上げてしまうとヒビ割れが発生して、そこから草が生えてきたりします。
今回は、こんな問題に対応した仕上げ方(4パターン)をご紹介します。
1)土間コンクリート+細目地
土間コンクリートに細目地を入れたシンプルな仕上げ方です。
2)土間コンクリート+太目地(豆砂利+ピンコロ石)
太めの目地に豆砂利を敷き詰めて、端に豆砂利のこぼれ防止にピンコロ石を置いた仕上げ方です。
少し色を入れたい方にお勧めです。
3)土間コンクリート+太目地(豆砂利固定)
豆砂利を固めてしまう仕上げ方です。
お子さんが遊んだり、口にしたりしないか心配な方、掃除が気になる方にお勧めです。
4)土間コンクリート+リュウノヒゲ
目地に植物を植えた仕上げ方です。
アクセントに緑が欲しい方にお勧めです。
リュウノヒゲは成長が遅く、地下茎で繁殖するので扱いやすい植物です。
目地を入れることでヒビ割れを防ぐことが出来ます。
目地を利用してデザインすることで、その目地は活きてきます。
これが、私たちが目指している“活きたデザイン”です。
オープンハウスの際には、少し目線をおとして外構にも目を向けてもらえば幸いです。
兵庫県姫路市でシンプルモダンや和モダンの住宅設計を行う一級建築士設計事務所
永森建築設計事務所ブログ 建築家 永森 靖二
https://ynagamo.com/blog/